THE NEW JUNIOR CROWN ENGLISH COURSE

THE NEW JUNIOR CROWN ENGLISH COURSE
この英語テキストは、著者がWilliam L. Clarkという人で、三省堂発行のものです。
私はこのテキストを、大学生の時に英語の勉強のために、自分で英語を勉強するために神田神保町の三省堂本店で買いました。どうでもいいことですが、その当時の三省堂本店は木造2階建てでした。テキストの最後のページを見ると、昭和46年1月15日第3版発行と記されています。この中学生用テキストは、もちろん「文部省検定済教科書」でしたが、自分が中学生の時に使っていたものとはいろいろな点で違っていました。(続きは後で書きます。みなさんもどうぞ。)

I wrote the title of this thread in capital letters. I did not want to SHOUT, but I wrote the title as it is written on the front page of the book that I am referring to.

Yutakaさん、
それ中学生用の英語のテキストですね。 私は5年ほど前に買った東京書籍が発行している NEW HORIZON 1年、2年、3年を持っています。 実際にはその教科書ではなく 教科書に完全準拠している教科書ガイド(^_^) と 本文などを英語のネイティブスピーカーが読んでいるCDを持っています。

実は酒井先生は例の本では 検定教科書を酷評されていますが・・

私が中学の教科書ガイドを買ったのは 英語を習っている小学生(4・5・6年生)や中学生に教えるためです。 パソコンの指導がメインですので この5年間ぐらいに英語を指導したのは 過去に親に頼まれた子ども 5人。 大人(まったくの入門レベル)3人ぐらいです。

私は英語を教えるというより、パソコンを使ってネイティブの音声をオートリピートで再生し、リッスン&リピートをしてもらうコーチ役、ほめ役って感じです。特に小・中学生には 英語を好きになること を一番の目的にしていますのでテスト対策とか 穴埋め問題とか まったくやりません。

初めて教えた女の子がうまくいって 小5からはじめて英語チャンツと簡単な物語リピート・暗唱。 小6からこの中1のテキスト NEW HORIZON のリッスン&リピート、暗唱ばかりやってもらってました。
http://eigovoice.seesaa.net/category/1957682-1.html

嬉しいことに小5から教えた女の子も今は高1になって(英語じゃなくパソコンまだ習いに来てますが)、英語が好きになってくれて、県立高校の国際なんとか科というところに進学してくれて、私がそれとなくすすめていたESSに入部してくれて、英語のスピーチ大会にも出場してくれて(賞はもらえなかったみたいだけど)、その学校に留学しに来てるニュージーランドの女の子とすっかり友達になったみたいで英語・日本語のちゃんぽんで一緒に学校から帰ってるって言ってました。

小・中学生は若いので記憶力もよく すいすい暗唱していくのですが 教えていての効用がなんと コーチ役の私も中1やら中2のテキストを何度も聴いて、一緒にリピートしてるもんだから覚えてしまうんですよね。 これはとても嬉しい役得でした。 さすが3年生のテキストはぜんぶ覚えてませんが。

この中学のテキスト使いながら ほんと日常生活で使う英語のオンパレードで 英会話の練習に最適なネタだ って思っています。 ですから 中学校のテキスト大好きです!

中学2年生用のテキストに、Hideyukiという中学2年生が米国の制度で短期留学するという部分があり、南アメリカから来た同世代の少年から「米国に来た理由」を尋ねられて、次のように答えています。
“Why did you come here?”
“I came here to learn more about western countries,” answered Hideyuki. “I only know about eastern Asia now.”
米国人である著者(クラーク氏)は、なぜこういう答え方を中学2年生にさせたのかといつも考えます。なぜなら、中学生だけでなく、ほとんどの日本人は、一般的に、アジアの他の国々のことをあまりよく知らないのです。第2次大戦後、アメリカの文化の影響は非常に強かったと思います。中学生の頃だと思いますが、テレビで放送されていたアメリカのドラマに夢中になっていました。そのなかで、医者が主人公のドラマが3つぐらいあったように思います。一番有名だったのは「ベン・ケーシー」(脳外科医?)というものでした。当時の中学生は、そのようなドラマのことを休み時間などでよく話題にしていました。「アンタッチャブル」という禁酒法の時代のアメリカ(シカゴ等?)を描いたテレビドラマのことも思い出します。
(最近は、大学生で第2外国語で中国語やコリア語を選択する学生が、ドイツ語やフランス語を選択する学生よりも多くなっており、その点では状況が多少異なるのかもしれません。)

こんにちは。
私は英語専門塾をしている関係で、毎春教科書専門店でそれぞれの生徒さんが
お持ちの教科書を自分も買います。スレッドを見て嬉しくて書き込んでいます。

YutakaM さんがスレのタイトルにされている
THE NEW JUNIOR CROWN ENGLISH COURSEは現在はあるかどうか
知りませんが、以前は比較的進学校が使っていたのではないでしょうか。

三省堂の Crown English Series はうちの息子の高校も、また生徒さんの
高校も使っていたので良く読みました。三省堂の教科書は格調が高いと
思います。

私が教えている中学生は現在はOne World です。ゆとりが終わり、急速に
教科書が分厚くなりました。その割に授業数は変わっていないようで、
英語につまずく生徒さんも多いようです。

YutakaMさん、
すみません。投稿がかぶってしまい、全然違う流れの内容を書いてしまいました。

nobuoさん、
中学校の教科書は本当に変化していますよね。会話に焦点を合わそうとしている
部分も多く見られるし、リスニングも重要視されています。
私たちの時代だとThis is a pen.から始まった文章も今ではNice to see you.
で始まっていることを考えても、ものすごい変化だと思います。
仮定法云々のまえにWouldやCouldをじゃんじゃん出しているのにも
ビックリです。

ただ、興味のある生徒や、英語を英語としてそのまま受け入れることの出来る
素地のある生徒以外は、会話と文法がごちゃ混ぜになってしまっている現在の
検定教科書だけでは、寧ろ混乱するのでは?と思います。

会話やコミュニケーションを重視するのはとても良いことだし、是非そうあって
欲しいのですが、その割にはあまりに授業数(英語にさらされる時間)が少ない
と思います。

また高校に入ると突然のように読解・文法の雨あらし(?)で、今までの
中学校での「会話が大切だよね〜」的な英語教育のノリが、あっという間
に払拭され、相変わらず「鯨構文」とかやらされるのでは、生徒としては
英語とは何なのかと思わざるを得ないのではないでしょうか。
進学高校では相変わらず、日栄社や美誠社の英作もやるところが多いです。

Cherry6120さんへ、
「鯨構文」というのは、「鯨は人間と同じように哺乳類である」というようなことをいう場合の構文でしょうか?

YutakaMさん<

そうそう!まさしくそれです。
なぜかいつもその例文で、今も変わっていません。

「使える英語」はもちろん大切ですが、日本の英語教育は、日本社会の文化を構成する非常に興味深い要素だと思います。デュルケーム的に言えば、日本の英語教育の社会的機能ということを議論することもできるのではないだろうかと思います。変わらないということは、変わるべき必然性がないということかもしれません。ただ、みんながそれで納得できるかどうかも問題ですが。

YutakaMさん、

「デュルケーム」懐かしい響きです。
私は社会学部の出来の悪い生徒だったので。。。

YutakaMさんの仰ることは分かる気もします。色々な英語があっていい
とも思います。教養としての英語が否定される必要なないとも思います。

個人的には、老若男女だれもが「英語ペラペラ」ということになるのもおかしいのではないかと思います。そういうようになった状態を想像するとぞっとします。

アメリカの少年トムが家族とともに日本にやってきます。その家族は、ヒデユキがアメリカへの短期留学でホームステイしていた家族です。少年が禅について、宿泊中の寺の若い僧侶に質問するとその僧侶は次のように答えます。
“If it should rain, the bamboo will shine.”
少年は、そのあと次のように考えます。
“If I should come to Japan for a long time, I’ll study Zen.”

何という「エキゾチック・ジャパン」な世界なのでしょうか。

The title of this thread is written in English, but the contents are in Japanese. If you should want to know what we are talking about, studying the Japanese language is necessary, which is extremely difficult. I am very sorry.

中学生用の教科書は「創作」ものが多いので色々な不思議な文章に
遭遇しますよね。

くじら構文を意味なく書いてみますね。私はどうしてもこの構文を覚えられない
ので教えるときはカンニングしています。

A whale is no more a fish, than a horse (is).
A whale is not a fish any more than a horse (is).
A whale is no less a mammal than a horse is.

スレッドに関係ない話題ですみません。

比較の構文は、全く自信がありません。高校1年生用のテキストにつぎのようなものがありました。これを無理に覚えようといつもしています。halfの使い方がよくわからないということでしょうか?

The height of Mt. Fuji is less than half the height of Mt. Everest.

YutakaMさん、

>比較の構文は、全く自信がありません。

私もです。。。
比較を考えるとき、英語を話す人の頭の構造が私たちのそれとは
違うということがよく分かります。←比較の英作にピッタリの日本語ですね。

halfやallの位置が未だによく理解出来ません。。。

「蝙蝠(コウモリ)構文」とかいうのはないのでしょうか?

こうもりは聞いたことないですが、次の文章はおじいさん構文として有名です。

My grandfather has been dead for 12 years.

いつもなぜか死ぬのはおじいさんです。

12年間も死んだふりをするのはだれでも大変だと思います。(?)

今日は大変勉強になりました。