書き言葉と話し言葉の区別

話すように書き、書くように話すということが理想だと思います。しかし、現実には、話された言葉をそのまま忠実に文章にしたらたいへん読みにくいものになってしまいます。会議の議事録作成のときなどは、余計な言葉を無視したり、必要に応じて言葉を補ったりする必要があります。また、そのまま文章にするとイントネーションなどが失われて、発言者の意図が正確に伝わらなくなることも起こりうるので、書き言葉は、話し言葉をそのまま表記したものではあり得ないということに気づきます。このように考えると、句読法は、話し言葉では無意味ですが、書き言葉ではきわめて重要な役割をになっていると私は考えます。(これは、きわめて常識的な考えだと思います。)

ただし、日本語と英語では多少事情が異なるかもしれません。

今の学校で使われる教科書は書き言葉のオンパレードですね。実際学校で習っても、日常生活で使うことはめったにありません。それより、むしろ、テレビやラジオで見聞き慣れ親しんだもののほうが、会話の中に登場することのほうが多いです。読書で覚えること(=視覚でのインプット)より、視覚・聴覚でのインプットのほうがより記憶の奥に残るような気がします。
そう考えると、我々はマスメディアに潜在的に個々の言語能力を操作されてきたように思えてなりません。今では、放送大学などあって事情は少し変わってきていると思われますが… (私は中学生の頃、学校の授業よりNHKの教育テレビや海外放送聴くほうが面白かったので劣等生でした。)

私の学生時代、ドイツ語の先生が、「恋愛小説」を読むと会話文が多いので非常に参考になると言われていたように思います。

カズオ・イシグロの『The Remains of the Day』の中でも、執事(butler)である主人公がそのようなことを言っています。

話がずれてしまって申し訳ございません。本題に対してコメントします。

以下は、私の考えていることです。 書き言葉を朗読する時と、話し言葉を書き起こす時があります。
話し言葉を書き起こす時、そっくりそのまま書き起こす時と内容を伝えるために一部書き直す時の二つがあります。言語学習において、二つ目のほうがいい場合があります。どういったところで、言い直したり間をおいたり強調したら自然な言い方になるのだろうかと音声を聞きながら学習することができるからです。早く言った場合の音の連結や省略などもチェックできます。
書き言葉を朗読する時、(読み手の)習熟度や聞き手に何を伝えたいかによって読み方が変わってきます。
朗読(スピーチなども含む)は、言語(日本語、英語など)そのものの自然な発音の側面と、意味を伝えるために読み手が読み方を工夫する側面があります。

それでは、話し言葉とは何か?いくつかに分かれると思われます。

親から習った言葉
マスメディアから得た言葉(テレビ・ラジオなど…)
学校で習った言葉
友達などから得た言葉
仕事で覚える言葉

幼児が言葉を自然と覚える経路からすると、「親から習った部分」は重要な位置を占めると思われます。しかしながら、テレビ世代の私達は、マスメディからの影響もかなりあると思われます。
会議などの言葉は、圧倒的に学校で習った言葉の影響(学校での友人を含む)が大きいと思えます。しかしながら、余計な言葉 があるのは、話し言葉がリハーサルのないアドリブであることからであると考えられます。

これらを

すみません、これらを…の後に続きはありません。間違えて書いてしまいました。

書き言葉を朗読する場合のことなど参考になりました。ありがとうございました。

すでにご指摘されているように、書き言葉では、話し言葉とは伝え方が違います。
強調したり間をとったりすることを伝えるために別の手法を凝らさなければなりません。例えば、斜線や太字にしたり、倒置したり、段落分けしたり、各段落にタイトルをつけたり、いろいろあります。

カズオ・イシグロの『The Remains of the Day』は、今度読んでみます。ありがとうございました。

申し訳ございません、おそらく文脈から間違いに気づかれた方もあるかと思われますが、重要な間違いをしてしまいました。
言語学習において、二つ目のほうがいい場合があります。–>>言語学習において、一つ目(前者)のほうがいい場合があります。

早く編集可能になるといいですね。

講演録などはだいたい読みにくいものが多いのですが、「言語学習において」ということになると、読みにくい文章も我慢しなければならないかもしれません。
講演などで原稿を棒読みする人も困りますね。棒読みするのなら原稿を配布してくれるだけでいいと思ったりします。

フランス国内ではけっこう叩かれているんですけれど、(私自身は)フランス語学習の際サルコジ大統領の話し方はいつも参考にしています。
中国語では、漢語教程付属のテープの発音、間の取り方、強調などをお手本にしています。

いろいろ比較すると、どれが棒読みでどれがわかりやすく朗読しているか何となくわかってきます。

今まで、フランス高校生のバカロレア試験用の朗読方法の本付属のCDを聞いていて、悪い例の部分で「どこがいけないのか」はっきりわかりませんでした。微妙に間の取り方、強調などがぎこちなかったりするのですが…